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2019年7月18日 (木)

「おいしい、まずい」と「よい、悪い」

軽めのエントリだが意味深いと思っている。

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ツイッターをフォローしていただいているレアな方々におかれては、最近私が珈琲にどハマりしているのをご認識かもしれない。
「コーヒーの科学」(旦部幸博著)という名著があるのだが、そのなかでカフェバッハの田口護氏が、30年も前に提唱したという定義がある。これに非常に共感したとともに、これは指向性をもつ多くの趣味に共通する内容だと思ったので、ここに記す次第である(以下一部まるっと引用)。

(1)コーヒーの風味に対する「おいしい、まずい」という主観的な暗好と、品質に対する「よい、悪い」という客観的評価を混同してはならない。
(2)コーヒーのプロは自分自身の晴好よりも「よい、悪い」という客観的評価の視点をまず優先すべきで、「おいしい、まずい」はそれ以降の問題となる。
(3)「よいコーヒー」は「欠点豆を除いた良質な生豆を適正に培煎し、新鮮なうちに正しく抽出されたコーヒー」と定義できるが、「おいしいコーヒー」は人それぞれで定義できない。
(4)「よいコーヒー」であっても、実際に飲む人の階好によっては必ずしも「おいしいコーヒー」になるとは限らないが、「悪いコーヒー」は必ず「まずいコーヒー」になる。

素晴らしく明快である。もちろん当ブログのエントリとした意図は、これがそっくりそのまま時計にも当てはまると考えたからだ。

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