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2006年11月19日 (日)

時計の厚さについて

いままで時計の大きさにはこだわってきたが厚さについては正直無頓着とまでは行かないが、それほど気にしていなかったことに気がついた(TSS師のアンケートに答えて気がついたモノである)。
そこで、私の手持ちの時計について、その厚さをノギスで測ってみた。
結果は、直径も一緒に記すと

Geophysic: t=10mm  d=35mm
Chronometre Royal: t=10mm d=35mm
Reverso memory: t=9.6mm
Reverso moon: t=9.7mm
Tudor prince: t=10mm (サイクロップレンズ含まず) d=34mm
Benzinger: t=11.2mm     d=33mm
Hentschel H1: t=10.3mm  d=36.5mm
Submariner: t=10mm (サイクロップレンズ含まず) d=39mm

と、ほとんど厚さ10mm前後に集中していることが判明した。
特に、GeophysicやChronometre Royalは直径が35mm、厚さ10mmとディメンションが全く同じ(機械のサイズが全く同じなのでこうなるのも必然性があるが)で、このサイズと厚さこそが私の好みのスタンダードなのではないか、との考えに至った。H1は36.5mmで10.3mmと、なにかこの辺でもある種の法則性が感じられる。

仮説を立てるとすると(Benzingerは若干厚いが)厚さの約3.5倍が直径、というのはある種の黄金率のようなものかもしれない。直径を厚さで割った比(d/t:サイズレシオと勝手に命名する)は、手持ちの時計では2.95〜3.9程度までばらつくが、その中でも3.5近傍にピークがあるのだ。
よって、私にとってd=35mm,t=10mmというのは過不足無く丁度良いのかもしれない。
一つ気がついたのは、レベルソはもう少し厚いと思っていたが、計ってみると結構薄いことが分かった。やはりラグが下がらずに真っ直ぐで、なんとなく浮き気味に手首に載るようなポジションを取ることがこのような印象を生んだ原因であろう。特にMoonは、クレードルも含めてこの大きさでこの厚さを実現しており、ベースムーブメントの822は薄い機械でありこれの恩恵を十二分に受けていると言うことだろう。JLCの技術力を改めて感じた次第である。

こんなことで嗜好をがんじがらめにするつもりは毛頭ないが、集まった時計がある種の傾向を示していることが面白いと思った。

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2006年11月17日 (金)

レベルソの意外な魅力

Reversoup レベルソはその反転ケースが特徴でありまた魅力であることは疑いが無いのだが、反転ばかりではなくこのクレードルの形状が魅力なのでは無いかと気がついた。
反転ケースの上下を、ラグまで一体の金属面が挟み込む。この面は、磨き専門職人の手によるもので、フラットなようで微妙に湾曲した面を持ち、その金属の質感がそのままに出ている。ケースヲタは金属の塊を感じることが出来るケースを好む(質感フェチみたいな部分)が、丸型の時計が多い中、このような面を持つ時計はあまり無く、レベルソのクレードル、特にこの上下の面はかなりそういった質感を感じることが出来るわけだ。
ステンレスの白い硬質な輝き。PGのなまめかしい鈍い輝き。金属光沢は金属の持つ自由電子が光を反射するために生じるものであるが、光沢面を見ながらその曇り無く乱れの無い曲面を見ていると、その磨きの技術の高さに改めて惚れ惚れする。
レベルソメモリーはもう一つ、ケースバックのリストに接する面は、同じように完璧にピカピカな平面となっている。Goldケースはヘアライン仕上げになっており、SSのレベルソならではと思うが、この面を楽しむためという、常人には理解しがたい理由でSSを選ぶとかも有りか、と思う。

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