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2006年3月13日 (月)

Cal.818と822について

@Unitasオフで「いつも読んでるからもっと書いてくれ」などと嬉しいお言葉をいただいた。よって調子に乗ってまたまた駄文をアップするのである。
818系は9リーニュのスモセコ輪列を持つ、一昔前にJLCではかなり多く用いられていた機械で、VCにも出していた。VCに出していたのは818/5とほぼ同じと思われFine Regulatorがつき、21石になった高級仕様である。製造は50年代からと思われ、多分30年以上作られ続けたと思う。
設計で面白いと思ったのは、818の17石仕様(818/2および818/3)は、2番の石がなくてこの2石はなんとガンギ車のCapped Jewelで、さらに耐震が付いていること。これが818系の特徴かと思っている。
特に818/5およびVC1014は21石仕様で、ガンギの受けにもCapped Jewelと耐震を持つ822と全く共通しているし、なにより2.94mmという厚さが1/100mmまで822と同じというのは興味深い。
形以外に異なる点は、818系は5振動、822は6振動であるが、822の前身となった824は5振動であることを考え、以下のような仮説を立てた。
「乱暴に言うと、822(824)は、チラネジがついたテンワ以外の各車類は818と共通であり、地板およびブリッジを新造して角型にしたものである。」
いかがであろうか?特に良く見える2番は明らかに同じものかと思われる。
ただ大きく違うところは、818は日の裏側から4番→3番→2番の順で重なっているが、822は3番が一番日の裏側に近くて4番と2番がほぼ同じ高さになっていることだ。これは、角形にすると4番とテンワが干渉するためにこうもってきた。その結果テンワまわりに多少余裕が生まれたため、遊び心でチラネジをつけたというのがギニャールさんの思考の中にあったのではないか?というのは二つの機械をむりやり関連付けながら私が思ったことである。
もしそうなら、やはり822は古典機の範疇に入る名機かと思った次第。
なお、現在のバイメタル切りテンプでない、グリュシデュールのモノメタルにチラネジは作るのもめんどくさいし空気抵抗は増えるし正直全く意味がない。ただ見た目のためだけについているというのもギニャールさんの心意気を感じることが出来、822系はなんだか嬉しい機械である。

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