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2006年2月22日 (水)

またJLC限定モノ

カミネの限定ホームタイムが某雑誌に。
これはちょっと前にやはり限定で出たTourneauの黒干支Ver.である。
41.5mmと外径がコンプ並みにデカくなっていてさらにコンプのような窓開きというなんとも言いようのないデザイン。これならただのホームタイムを黒干支で出したほうがまだマシのような。
ちなみに私は全く欲しくないが、果たして売れるのか?JLCTourneau

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2006年2月15日 (水)

JLC新ネタ予想

SIHHまで約一ヵ月半となったので、勝手にJLC新製品を予想。
どこまで当たっているのであろうか?(若干ネタはあるがほとんど根拠の無い妄想なのであしからず)
サンムーンは残念ながらディスコンであるが、なんとデカくなって復活。その名もグランドサンムーン。機械は8日巻きが濃厚?
去年出たリピーターがアントワーヌ系ではなく一般的なラインで出る?マスターエイトデイズとマスターアントワーヌルクルトのような関係か?ま買えっこないのでどうでも良いが。
さらにマスタートゥールビヨン?
なんと言っても注目はレベルソ75周年モデル。これが前出のサンムーンでないことをキボンヌ。GTサイズのソヌリか?アラームか?

ところで去年発表のマスターカレンダー、実は結構売れているらしいことが判明。理由は私にはサッパリ判らない。100マソ近くという値段も値段で、それだけ出せば(ry

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2006年2月13日 (月)

スイス時計産業について思ったことを少し

スイス時計は今、変革の時期を迎えているような気がする。
そもそもスイスと言う国自体が、ギルドとかジュネーブシールとか組合とか様々な方法で業界全体を守ってきたわけであるが、それが今や独逸に猛追されているのが現状かと。
しかしランゲやGOなどは巨大コングロマリット傘下にあるので(すなわち経営は経営のプロに任せて、開発・製造はそれぞれのメゾンが行う方式)、この系統はスイスメーカーと大差ない。経営が別母体という意味で。

近年のスイスの時計メーカーは一大グループを作って、そこで有機的に機能しあって構造的に成り立ってたように思う。
で、そのグループ(というか、コングロマリット)は、収益を上げるためにどんどん中核会社(持ち株会社)の支配率を上げ、CEOを派遣してくるようになる。典型的な例はLVMHからやってきたナタフ氏。この経営に長けたCEOに牛耳られメゾンそのものが新CEO色に染まり、ほぼ例外なく儲け第一のブランド戦略に則った新製品群が市場投入されるとともに、広告戦略なども一変する。
果たしてその結果、経営センスはあるので2〜3年で収益は上がり、見た目上優良企業化する。分かりきったことで恐縮であるが、こういうことだと解釈している。
JLCも例に漏れずである。ちなみにJLC日本CEOも去年変わったが、この人もリシュモンS.A.の人で、しかも時計に詳しくない。

閑話休題。経営母体から派遣されてきた雇われCEOは、派遣先の業績向上がミッションであるためなりふりかまわず業績向上を図るはず。で、この人がそのメゾンの持つ歴史や顧客層、なにより時計そのもの、その他取り巻く環境など様々なことに深い知識を有したうえでそれを消化しきれていないと迷走し始めるわけである。とりわけ大事なのは、そのメゾンを好んできた旧来の顧客であるはず。
Zenithはそれをばっさりと切り捨てる経営戦略を取った。その結果業績は向上し、優良メゾンになった(ように見えた)。ところが何年かのちには、旧来の顧客を切り捨てたツケが回ってくるとも限らないのである。
ま、こういうのを私のようなずぶの素人がウォッチしているのが楽しいのかもしれないが。

で、今迷走するJLCが旧来の顧客層も納得できるような路線に戻るかどうかは、やっぱり雇われCEOの資質によるところが大きいであろう。誹謗中傷になってしまうかもしれないが、JL氏=マガリ女史ラインが消滅しないと厳しいだろう、と感じている。(私は拘るようだが、マスター・レベルソ・アトモスしかJLCは作らないのだ、と3年ほど前に話していたJL氏があっさりとイデアル出したり、と今一信用できないのである)。でも売上げは明らかに伸ばしているから、この路線を現経営陣で変更してくるとは思えないのでこの先の見通しは非常に暗い。しかもJL氏は若いので一体何年居座るやら!?
技術陣は間違いなくスイス時計業界の中でもずば抜けた力を持っているのに、本当に残念。例のチームを組んでの開発手法、あれは今どうなっているであろうか?デザイン優先になっていないか?

一方、GPなんかは相変わらずの家族経営で、垢抜けないのは否めない(イメージだけで語ってスマソ)が、なんか良い。VacheronのCEO交代は英断であろう。これからが期待できる人事である。PPは息子さんのセンスにかかっていると思うがいまのところ評判は芳しくない。逆にビバーさんのように強力な人を迎え入れたウブロなんかは、もう明らかに勢いがついている。それが良いのかどうかは私には判断つきかねるが。本当はブルムラインさんのような人が良いのであろうか。

なにはともあれ、当たり前だが結局は"ひと"である。(だから独立系が良いのだ、という答えに帰着するのは極めて自然であろう。)

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2006年2月 7日 (火)

BOVET

和光でBOVETの時計を見た。
BOVETと言えばスポーツスター(7750で100マソ!)くらいの印象しかなかったのだが、最近の製品を見てその印象は一変した。

最初に目に入ったのは28mmサイズのエナメルダイヤル2針である。これが実に良い。0サイズ懐中より一回り小さいのだが、綺麗に腕時計としてまとまっている。ダイヤルの雰囲気もよくサーペント青針の出来も素晴らしい(これはかなり手間がかかっている)。クォーツと機械式があり、後者のこのサイズはFPのようだ。さらにサイズ別に34mm、38mmと展開しているのも素晴らしい。最近では38mmすら若干小さめに感じられるが34mmという極めて常識的なサイズも軸として成立させているところが良い。クォリティはどのサイズも均一で、よく出来ている。値段は高いが、妙にくすぐられる時計である。価格帯は完全に雲上クラスなので、マーケット的にはほとんどの人は雲上にいくのであろうが、あえてBOVETをセレクトするなんてカッコいいかな、と。

34mmのFPの自動巻き(エナメルのデコレーションがある)の機械は、単純に素晴らしかった。値段としては300マソ超えなのでそうそう手が出るものでもないし、また装飾のセンスはチャイニーズな雰囲気を持つものなので好みは左右されるだろうが。

懐中をやる人にとっては、BOVETといえばチャイニーズDuplexであろう。エボーシュはスイス製のduplex脱進器(Frictional Restだが)で中国向けの、ケースのエナメル装飾やパールの縁取り、機械へのエナメル装飾やエングレービングといったような、華美な装飾が印象として強い懐中たちである。そして現在のBOVETの腕時計は、懐中のケースをそのまま腕にしたような(bowまである)形態を持っており、ダイヤルもエナメル技法を再現しているし、伝統的なエッセンスを良く汲み取って、昇華させているという印象だ。私は懐中も少しやるがチャイニーズduplexにはほとんど興味は無い。しかし腕時計は良い、と感じる。普通は昔のものが良くて今は話にならない、というパターンがほとんどななかで、そういう意味では稀有な存在である。

そんなに誉めるんなら買うのか?と聞かれれば、結局買わない(笑。

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